2010年8月18日水曜日

藍の風

美しい藍色がいっそう映える夏です。
「阿波藍×未来形」プロジェクトで開催するワークショップ以外にも、
さまざまな場所でたくさんの人々が阿波藍の魅力に触れています。
徳島県立鳴門第一高校でも、7月27日と28日の二日間、
1年生15名と先生3名が本格的な藍染を体験されたそうです。



場所は四国大学にある「藍の家」、
染めたのはオリジナルハンカチと“千枚の布”の大型インスタレーション用の麻布。
注目はその使用方法です。
まず、オリジナルハンカチの一部は、
鳴門第一高校独自の「風車なるいっち号」の制作(しかも3機!)に使われました。



「風車なるいっち」は、8月3日に行われた中学生体験学習の日には本校玄関に設置され、
訪れた中学生に藍の涼風を提供して大好評!

10月23日には一番札所霊山寺で生徒さんによるお接待が行われるのですが、
そこにも「風車なるいっち号」を持参して、
県外からのお遍路さん方への阿波藍PRに役立ててくれます。
なんと、このお接待では、この夏に染めたオリジナルハンカチ150枚も配られるそうです!
「風車なるいっち号」の秋風に吹かれながら、
ハンカチを手にするお遍路さんの笑顔が目に浮かびます。

あと、“千枚の布”にもご協力いただきありがとうございました。
みなさんからの“千枚の布”によってどんな作品が創り出されるか、
11月を楽しみにしていてください。

鳴門第一高校からの風を受けて、
「阿波藍×未来形」プロジェクトも暑い夏を乗りきります。

2010年8月17日火曜日

“藍T-Contest”投票開始です!

「阿波藍」と「徳島美少女図鑑」のコラボ企画として、
藍染めTシャツのコーディネイトを募集する“藍T-Contest”
予想を超えるたくさんの応募をいただいた中から、
24名の26作品が1次審査を通過しました。

続く2次審査は、8月17日(火)から8月21日(土)まで行われる一般投票。
その投票に参加していただく方法がふたつあります。

①そごう徳島店1階エスカレーター横に展示された作品写真を見て投票。
②パソコンから“藍T-Contest”ホームページにアップされた作品写真を見てWeb投票。

どちらかの方法で、ぜひみなさんのお気に入りのコーディネイトを選んでみてください。
投票していただいた方の中から抽選で10名様に、
藍染キーホルダー「あいふわりん」がプレゼントされます。

「阿波藍」の可能性を広げる“藍T-Contest”
この2次審査の結果と、8月22日(日)14時からそごう徳島店1階特設会場で行われる
最終審査の結果を合わせて受賞作品が決まります。!

2010年8月8日日曜日

濱谷明夫展-藍と造形-

夏の暑い午後、県立近代美術館へと向かいました。
目的は、7月17日から始まっている「濱谷明夫展-藍と造形-」
この展覧会は「阿波藍×未来形」プロジェクトに協賛しており、
地元徳島の藍染師が素材の糸を染めていることでも注目されている展覧会です。

暑さから逃げるように自動ドアをぬけ、
エントランスの吹き抜けを見上げると、藍色の「空」が出迎えてくれます。



頭上に広がる作品の名は「空」、阿波藍で染めた糸を使ってつくられたものです。
藍染めの糸で構成された「空」の表情はとても穏やかで、清々しい存在感に外の暑さを忘れます。

会場ではいくつもの印象的な作品に出会いました。
糸がつくり出す空間のやさしい広がりと、その色の美しさは、
作品を前に足を止め、ゆっくりと眺めるほどに感じられるものです。
中でも私が忘れられないのは「White Boat」と名付けられた大型作品。
糸の繊細さと、その糸がつくる空間の大きさが対照的で、
浮かびあがる光の変化が作品の佇まいを心地よいものにしてくれています。

「濱谷明夫展-藍と造形-」は9月26日(日)まで開催。
みなさんもぜひ、阿波藍の糸からつくり出された空間を体験してください。