2012年12月16日日曜日

阿波藍アートプログラムが終了しました


阿波藍アートプログラムの全日程が終了しました。
7月28日から12月16日まで、
6カ所での「移動展開」、万代中央ふ頭倉庫での「屋内展示」
お越しくださった方々、ご協力いただいた方々に感謝いたします。
みなさん本当にありがとうございました。

2012年12月15日土曜日

阿波藍アートプログラム、最終日です


12月16日(日)、阿波藍アートプログラムが終了します。
7月に始まった「移動展開」から、もう5か月が経つのですね。
万代中央ふ頭倉庫Ⅰでの「屋内展示」は17時まで。いよいよお終いです。

最終日、みなさま暖かい服装でお越しください。

2012年12月8日土曜日

ナイトオープン開催します


阿波藍アートプログラム「屋内展示」ナイトオープンのお知らせです。
12月14日(金)は開館時間を21時まで延長します。
外光の影響を受けない夜は、落ち着いた作品の表情を見ていただけます。
特に会場の四隅に配置された布の透明感ある表情は夜しか見ることが出来ません。

当日夕方からは、全体プロデュースを務めたローランド・リケッツも在廊します。
きっと阿波藍アートプログラムに関わる興味深い話が聞けるはずです。
倉庫会場は冷え込みます。みなさま暖かくしてお越しください。

2012年11月29日木曜日

時々、自然光で


風のない晴れの日には、倉庫の照明を落として、倉庫横の鉄扉を開けることがあります。
扉から射し込む陽の光は、藍染そのものの色合いを際立たせてくれます。
247枚の藍染布が不思議な量感を感じさせてくれるのも自然光ならでは。
光の状況によっては、床面や白い壁面が青く染まることもあります。

自然光に切り替えるのは長くて数分です。
風の強い日や天気の悪い日、来場者の出入りが頻繁な時には行いません。
条件が整った時だけ見ることが出来る「屋内展示」の別の表情です。

2012年11月22日木曜日

阿波藍アートプログラムの11月23日臨時休館について

11月23日(金・祝)は
阿波藍アートプログラム「屋内展示」を臨時休館させていただきます。
この臨時休館は音響システム等のメンテナンスによるものです。
来場を予定されていた皆さまにはご迷惑おかけしますが、どうかご了承ください。
翌24日(土)からは通常どおりオープンいたします。

2012年11月14日水曜日

阿波藍国際研修会の参加者募集

阿波藍国際研修会の参加者募集を開始しました。
参加申し込みを受け付けているのは、研修会1日目の11月24日(土)です。
当日は現地見学として、徳島で阿波藍(すくも)づくりの伝統を受け継ぐ5軒の藍師を巡り、
日本の藍染めを支える技の現場を体感していただくほか、
四国大学 藍の家では古布のコレクション解説を通して、
時代に流されない藍の美しさに触れていただけます。
定員に限りがありますので、参加希望される方はお早めにお申し込みください。

2012年11月6日火曜日

音のこと


「屋内展示」の会場では様々な音が聞こえてきます。
音響製作はサウンドアーティストのノルベルト・ハーバーによるもので、
彼が自作したコントロールユニットを経て、9つのスピーカーから出力されています。

会場に流れる音の最大の特徴は、来場者の影響を受けて変化する、ということです。
10カ所に設置されたモーションセンサーが来場者の気配を感知して、
まるで話しかけるように人の声や音が聞こえてきます。
藍を栽培する農家の声、すくもを作る藍師の声、布を染め上げた染師の声、、、
藍の刈取機の音、寝床での切り返しの音、藍建ての音、染料液の滴る音、、、

センサーの反応がすぐに現れない音も3種類あります。
まず1つめは、BGMのように流れる長く響く音。
この音は会場内の藍葉が育った上勝町で夕方流れるチャイムをベースに製作されました。
春から夏にかけて藍が成長しながら聞いていた音です。
2つめは、せせらぎの音。
これは、吉野川第十堰の水音。阿波藍を支えた吉野川の流れです。
3つめは、インディアナ大学構内の藍畑の音。
企画監修を務めたローランド・リケッツの藍畑にマイクを設置して、
リアルタイムで倉庫内に音を引き込んでいるのです。

「屋内展示」の全ての音は長いスパンで変化していきます。
センサーが感知した情報は少しずつ蓄積され、音に緩やかな影響を与えてくれるのです。
人が関わることによって常に変化していく様子は「伝統」そのものと言えます。

2012年10月29日月曜日

照明のこと


“倉庫の大空間全体をどんな光でどうやって照らすのか...”
“藍染布に熱や紫外線などのダメージを与えず、
阿波藍から染め出された色を損なうことのない光はないものか...”
悩みに悩んだこの問題を解決したのは、徳島ならではの高い技術でした。

「屋内展示」では徳島で生まれた最新型のLED照明を5基使用しています。
この会場のために製作された電球色の広い照射角を持つLED照明です。
LED素子レベルから色にこだわった結果、5基すべてが完全同色となっています。
LED産業のお膝元である徳島だからこそ実現できたものです。
光の重なりが自然であると同時に、暗部にかけての階調が非常に滑らかで、
空間を構成する247枚すべてに光を届けることができています。
藍染布にダメージを与える紫外線を含まず、熱を伴わない光。
会場全体で約500Wという省電力。球切れもありません。

「屋内展示」を支える最先端の光。
会場入口には同タイプのLED照明をサンプル展示してあります。

2012年10月25日木曜日

10月27日、28日の駐車場について


今週末の阿波藍アートプログラム駐車場についてお知らせします。
10月27日(土)、28日(日)は他の国民文化祭イベント開催に伴い、
万代町5丁目の大型臨時駐車場がご利用いただけません。
阿波藍アートプログラム会場にお車でいらっしゃる場合は、
倉庫Ⅰ周辺の万代中央ふ頭にぎわいづくり協議会の指定駐車場をご利用ください。
また、当日駐車場の場所がわかりにくい場合には、
倉庫Ⅰの運営スタッフにお声かけくだされば最寄りの駐車場をご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

2012年10月24日水曜日

始まりました


万代中央ふ頭倉庫Ⅰで「屋内展示」が始まりました。
倉庫の中には阿波藍に携わる多くの人々の気配があります。
これから少しずつこの空間のことをお話ししていきます。

2012年10月19日金曜日

いよいよスタート「屋内展示」!


阿波藍アートプログラム『屋内展示』
10月20日(土)10時から、いよいよスタートです!
台風で中止になった6回目の「移動展開」代替実施(10月20日のみ)も同時に行いますから、
阿波藍アートプログラムの『屋内展示』と「移動展開」の両方が楽しめるオープニングです。
全国の染師の方々が染め上げた総面積約800㎡の藍染布、
乾燥した藍葉の香り、藍に関する音と人の声。様々な要素が「屋内展示」空間を構成しています。
ぜひ会場を訪れて、そのすべてを感じてみてください。

会場アクセスと駐車場については、下のアクセスマップを参考にしてください。

2012年10月11日木曜日

制作は進んでいます


倉庫に組まれた足場からの眺めです。
ローランド・リケッツが藍染布のレイアウト作業を行いました。
実際に使用する布を小さくたたんで配置していきます。
たたまずに置くと、倉庫面積の2倍になってしまうので。
昨日から始めたこの作業、今日夕方に終了しました。

上を眺めると、規則正しく張られたワイヤー。
制作は順調に進んでいます。

2012年10月6日土曜日

倉庫空間


阿波藍アートプログラム「屋内展示」の会場は万代中央ふ頭倉庫Ⅰ。名前の通り大きな倉庫です。
今この倉庫の中では、10月20日のオープンに向けて様々な作業が進んでいます。
電気工事、ネット回線工事、照明と制御ユニット設置、数百メートルのワイヤー架設、
そして、総面積約800㎡の藍染布の設営準備。
写真は作業開始の朝(10月1日)に撮ったものです。
この空間がどう変わるのか。楽しみにしていてください。

2012年9月29日土曜日

「移動展開」中止のお知らせ


9月30日(日)に徳島市のあわぎんホール前広場で開催予定の「移動展開」につきまして、
台風17号の接近に伴い、来場者の方々の安全等を確保するため、中止することとなりました。

なお、10月20日(土)に徳島市万代中央ふ頭倉庫Ⅰ周辺で「移動展開」を代替実施いたします。
代替実施当日は『屋内展示』のオープニングでもあり、ローランド・リケッツ氏も来日の予定です。
「移動展開」と「屋内展示」の両方が登場する10月20日に御期待ください。

2012年9月19日水曜日

「このまちの色」展、終了しました。

国民文化祭のオープニングを飾った「このまちの色」展が終了しました。
期間中、2500人を超える方々が来場してくださり、
特に若い方が目立ったことをとても嬉しく感じています。

“こんな藍染作品展を続けて欲しい”
“藍染めが好きになった”
“ぜひ購入して使ってみたい”
たくさんの嬉しい言葉もいただきました。
来場者の滞在時間がとても長かったことも印象的で、
会場を何周も巡る方々を幾度となく目にしました。

阿波藍の染め出す藍色をもっと暮らしの中に、、、
その願いにむけて「このまちの色」展は大きな一歩になったはず。

最後に、
会場を訪れてくださったみなさん、
出展者のみなさん、
開催にあたり協力してくださったみなさん、
本当にありがとうございました。

2012年9月8日土曜日

「このまちの色」展の会場から

初めての会場レポートです。
出展作品そのものではなく、会場にお越しくださった方々をご紹介します。
作品に見入るみなさんの表情がとても印象的で、
それぞれお気に入りの作品の前で撮影させていただきました。

みなさんの表情から、出展作品のすばらしさが伝わってきます。
事務局スタッフも“このまちの色”の魅力を再確認する思いです。
突然の撮影にご協力いただきありがとうございました。

2012年9月7日金曜日

開催中です!

もっと暮らしに取り入れたくなる藍染作品展「このまちの色」展。
徳島県文化の森総合公園の県立21世紀館イベントホールで開催中です。
連日たくさんの方が会場を訪れてくださり、事務局スタッフとしては嬉しい限りです。

初めて展示された新しい作品、これまでの暮らしの中でなじみ深い作品、
そのどれもが生き生きと展示された会場では、多くの作品を実際に手に取ってご覧いただけます。
館内のミュージアムショップでは、出展作品のうち17点を販売中です。
ミュージアムショップの「このまちの色」特設ブースもどうかお見逃しなく。

「このまちの色」展は入場無料。今週末、みなさんのお越しをお待ちしています。

2012年9月1日土曜日

いよいよ開幕です!

第27回国民文化祭・とくしま2012の幕開けです。
阿波藍から幕を開ける今回の国民文化祭、
9月1日(土)には「このまちの色」展と「阿波藍アートプログラム」が同時開催となります。
「このまちの色」展はオープニングセレモニー後の18:40から21:00まで、
会場は徳島県立21世紀館イベントホール。
「阿波藍アートプログラム」は13:00から19:00まで、
会場は文化の森総合公園シンボル広場です。どちらも入場無料となっています。

「このまちの色」展の出展作品は展示終了後に販売可能なものばかりです。
来場された方々には、出展作家情報をお渡しいたします。
また、展示期間中も文化の森ミュージアムショップでは、出展作品の一部を販売しています。
9月1日(土)はぜひ文化の森にお越しください。

2012年8月30日木曜日

「このまちの色」展の作品搬入開始

8月29日、いよいよ作品搬入が始まりました。
午前中に会場の基本設営を終えて、出展作品を迎える準備が整え、
午後からは出展者が次々と会場を訪れました。
作品の様子は本番までお見せできませんので、基本設営を終えた会場の様子をご覧ください。
実際の会場はもう少し明るいですが、雰囲気は近いかと思います。
事務局スタッフも本番が楽しみになってきました。

2012年8月24日金曜日

あと1週間で「このまちの色」展

国民文化祭の開幕が近づいてきました。
オープニングを飾る「このまちの色」展まであと1週間です。
9月1日には、会場である文化の森総合公園 県立21世紀館でオープニングセレモニーが行われます。

「このまちの色」展は藍染作品の展示会です。
阿波藍の染め出す藍色こそ「このまちの色」、
そして、もっと暮らしに取り入れたくなる藍染作品を展示する「このまちの色」展です。
全国からの100を越える応募作品から選ばれた50点が展示され、
すべての作品は展示会終了後に購入可能です。

来週からは展示準備や会場設営が本格的に始まります。
このHPでも準備が進む様子をお届けしますので、どうぞお楽しみに。

2012年8月21日火曜日

脇町で生まれた繋がり


脇町でもたくさんの方が藍の色を選び、
作品から切り抜いた色をバッジとして身につけて、
阿波藍アートプログラムと、そして、阿波藍に携わる人々と繋がりました。
会場を訪れた皆さんは各地からお越しでしたから、
地元徳島はもちろん、高知、香川、愛媛、大阪、兵庫、千葉などなど、
バッジになった阿波藍の繋がりは日本全国へと広がります。

お会いしたみなさんが、阿波藍のことや、藍染めのこと、
そして、阿波藍にまつわる脇町の歴史にも、
熱心に耳を傾けてくださったことが印象に残っています。
乾燥して色が変わる藍葉に注目してくれた方もいらっしゃいました。

水玉模様もこんなに増えて、作品が喜んでいるように見えてきます。
みなさん本当にありがとうございました。

2012年8月20日月曜日

美馬市脇町での「移動展開」終了しました


「移動展開」の3カ所目、美馬市脇町での開催を終えました。
会場となった脇町うだつの町並みにある吉田家住宅中庭には、
分割されて2列になった作品が登場し、藍色の新しい表情を見せてくれました。
脇町での2日間で生まれた繋がりはおよそ800。
たくさんの方がお越しくださり、たくさん藍の話をしました。
会場でお会いしたみなさん、ありがとうございました。
そして、この「移動展開」をあたたかく迎えてくださった
地元脇町のみなさん、ありがとうございました。

次回は脇町で作品と繋がったみなさんの表情をお届けします。

2012年8月17日金曜日

今週末の「移動展開」は美馬市脇町です


今週末、3カ所目となる「移動展開」が開催されます。
場所は徳島県美馬市脇町、うだつの町並みにある吉田家住宅の中庭です。
脇町は吉野川の川港で産物の集散地として栄えました。
阿波藍の製造・販売も盛んに行われ、多くの藍商人が活躍した場所でもあります。
藍商佐直吉田家住宅もかつて藍商人が暮らした大きな屋敷です。
作品が設置されるのはその中庭。隣接する蔵の白壁に藍の色が映えます。
今回、作品にも少し変化が起きるかも知れません。
みなさんぜひお越しください。

移動展開「阿波藍で栄えた町並み」
日時:平成24年8月18日(土)〜19日(日)10:00〜16:00
場所:美馬市脇町うだつの町並み 吉田家住宅中庭

お車でお越しの際は、道の駅「藍ランドうだつ」の駐車場をご利用ください。
吉田家住宅中庭は駐車場から徒歩1分です。

2012年8月16日木曜日

繋がる人と足跡


選んだ藍の色を自分の手で作品から取り外して。

作業ステーションに持ってきていただくと、スタッフがバッジにしてお渡しします。
お渡しする藍の色によって、作品と、阿波藍に携わる人々と繋がります。

新しい繋がりが生まれるたびに、ひとつひとつ水玉が増えていきます。
会場を訪れたみなさんの足跡です。

2012年8月13日月曜日

「移動展開」鷲の門広場、終了しました


鷲の門広場の2日間は、とても暑い2日間でした。
うまく雨から逃れ、無事に開催することができました。
そして、たくさんの方々が会場にお越しくださいました。
ちょうど阿波おどり期間中ということもあり、日本全国から徳島を訪れている方々。
前回会場の佐那河内村から来てくださった方々。
佐那河内村に引き続いて「移動展開」に参加してくださった方々。
偶然目にした大きな作品に足を止めて声をかけてくださった方々。
皆さんが手にした藍の色。
全国で染めていただいた大切な布に、ひとつひとつ水玉が切り抜かれていくたび、
新しいつながりがひとつひとつ生まれていきました。
鷲の門広場でお会いした皆さん、ありがとうございました。

2012年8月11日土曜日

8月12日、13日は「移動展開」です


佐那河内村の大宮八幡神社に続いて、
2回目となる「移動展開」が徳島市の徳島中央公園 鷲の門広場で開催されます。

徳島中公園は徳島藩主の居城跡。鷲の門広場は、その玄関口ともいえる場所です。
徳島藩は、徳島の土地に合う作物として藍作を奨励し、
藍の品種改良やすくも(阿波藍)の製造技術向上を後押ししました。
大阪の問屋が取り仕切っていた阿波藍の市場を徳島に開き、
地元徳島で価格決定ができるようになったのも徳島藩あってこそ。
この場所は、阿波藍と深い関わりのある場所なのです。

開催日時は、8月12日(日)〜13日(月)10時〜16時。
お車でお越しの際には、徳島中央公園の「東側駐車場」「西・南側駐車場」等をご利用ください。
両駐車場とも鷲の門広場から少し歩く距離ですが、
緑豊かな公園内、立派な石垣やお堀など、徳島藩主の居城跡であることを身近に感じていただけます。

2012年8月7日火曜日

次回の「移動展開」は徳島中央公園 鷲の門広場!


徳島県内の藍にゆかりある場所を巡る「移動展開」
次回の開催は、徳島中央公園 鷲の門広場が会場です。
徳島中央公園は江戸時代から阿波藍を支えた徳島藩主居城跡。
その玄関口ともいえる場所で阿波藍アートプログラムを実施します。
ここは、プロデューサーであるローランド・リケッツ氏が強くこだわった場所でもあります。
当日に向けての準備も順調に進んでいます。
今回、使用される藍葉は徳島県立城西高等学校から提供していただきます。
高校生が育てた元気な藍葉もぜひご覧ください。

2012年8月2日木曜日

「移動展開」作品の表情


「移動展開」の作品は、全国の染師に協力していただいた「藍染めの布」のほか、
開催会場ごとに新たに刈り取られる1000本近い数の「茎付き藍葉」と、
すくも(阿波藍)づくりに使われる「むしろ」から構成されています。
朝、鮮やかな緑だった「藍葉」は、乾燥するにつれて藍色へと変色していきます。
乾燥した「藍葉」は栽培してくださった方にお返ししています。

風に揺れる「藍染めの布」には、少しずつ水玉が刻まれていきます。
会場を訪れた1人ひとりが好きな色を選んで手に取り、
布を丸く切り取って、バッジにして身につけることで作品と繋がるのです。
水玉は1人ひとりが繋がった足跡。
佐那河内村の大宮八幡神社では、およそ500の繋がりが生まれました。

2012年7月29日日曜日

夕暮れの大宮八幡神社


「移動展開」の1日目を終えました。
暑い中たくさんの方がお越しくださり、藍の色を通して新しい繋がりが生まれました。

「移動展開」では、作品そのものの中から好きな色を選び、
会場でバッジにして身につけて持ち帰ることができます。
バッジとして持ち帰る藍の色を通して、作品と繋がり、
藍の色を染め上げた染師と繋がり、
すくもを仕上げた藍師と繋がり、
藍葉を育てた栽培農家と繋がるのです。
そして、作品には訪れた人の数だけ水玉模様が増えていきます。
明日は2日目です。ぜひ佐那河内村にぜひお越しください。

上の写真は、1日目を終え、作品を再調整した後で撮影したものです。
作品の長さは約16m、高さは2m。
本殿の右奥に、藍染めの言い伝えに登場する猿田彦大神が祀られていて、
作品は神社正面から、猿田彦大神の場所へ導くように設置されました。
暗くてわかりにくいですが、作品を構成するのは藍葉、藍染めの布、むしろ。
朝は緑鮮やかだった藍葉も乾燥が進み、痩せて青みが目立ってきました。
日曜日の会場では、変わりゆく藍葉の色もお楽しみください。

2012年7月28日土曜日

「移動展開」スタート!


この週末、阿波藍アートプロフラム「移動展開」がスタートします。
7月28日(土)〜29日(日)、徳島県名東郡佐那河内村の大宮八幡神社で開催です。
佐那河内村には、その昔、親孝行の若者の前に神様が現れて藍染めの方法を教え、
若者は神様に言われたとおりにして、長者になったたという言い伝えが残っています。
そして、若者に藍染めを教えた神様が大宮八幡神社に祀られているのです。

上の写真は藍の葉。「移動展開」の作品には藍の葉も使われています。
藍の葉は乾燥が進むと藍色に変化していきます。
会場を訪れた際には、変化の様子に注目してください。

2012年7月26日木曜日

作業室の風景


制作準備の進む作業室の様子です。全国の染師の方々から届いた布が並びます。
大切な布が届くたび、包みを開けて布を手にするたび、
協力してくださるみなさんに感謝するばかりです。ありがとうございます。

明日は事務局スタッフの運営リハーサル。作品の組み立ても始まります。

2012年7月25日水曜日

いよいよ始まります!


先日、藍の音の収録で徳島市内の工房を訪れたところ、
ちょうど阿波藍アートプログラムの布が染められていました。
この日のこの布も作品を構成する大切な1枚です。

いよいよ今週末、7月28日(土)、29日(日)から「移動展開」が始まります。
第1回目の会場は、徳島県名東郡佐那河内村の大宮八幡神社。
この神社には、“藍染めの始まり”にまつわる昔話が伝わっています。
大宮八幡神社は佐那河内村を通る国道438号線沿いです。
お車でお越しの際は、大宮八幡神社の西400mの佐那河内村保健センター駐車場をご利用ください。
(雨天の場合、会場が佐那河内小・中学校に変更となります)

いま事務局の作業室では、作品制作が大詰めを迎えています。
心地よい緊張感と共に、あと数日ラストスパートです。

2012年7月19日木曜日

藍畑にマイクを設置


10月からの「屋内展示」にむけて、
藍に関する音源で制作する“藍の音”の準備を進めています。
“藍の音”の大黒柱となるのは、実際の藍畑で聞こえる音。
風で葉がすれる音、飛ぶ虫の音、作業をする人の足音、鳥の声など、
藍畑で聞こえる音の全てをリアルタイムで取り込んで“藍の音”に使うのです。
先日、その藍畑の音を手に入れるため、徳島の藍畑に野外マイクを設置しました。
この野外マイクを作ったのは、サウンドアーティストのノルベルト・ハーバーさん。
接続作業をしているのは、来日中のローランド・リケッツさんです。
このマイクの音はネット回線を通じてノルベルトさんに届き、
彼の手によって“藍の音”へと生まれ変わります。

完成した“藍の音”が聞けるのは「屋内展示」会場だけですが、
藍畑の音はこのホームページの中でも聞こえるようにしたいと考えています。
実は今、システム上の問題にぶつかっているのですが、
ノルベルトさんが知恵を絞ってくれていますから、きっと成功するはずです。

2012年7月18日水曜日

阿波藍アートプログラムのこと ②

移動展開と屋内展示。
この2つは阿波藍アートプログラムを構成する大きな作品です。
ローランド・リケッツと私たち事務局スタッフは、
この2つの作品のほかにも、大切な2つのポイントがあると考えています。

まず最初は今年5月、全国に向けてお送りした“手紙”のこと。
阿波藍にこだわりを持つ染師の方々に、阿波藍アートプログラムの主旨を伝え、
作品に使用する麻布200枚以上を染めていただくためのものでした。
どうすれば想いが伝わるだろうか、
その手紙の文面が決まるまでに1か月以上の時間をかけました。
それはけして策略的(どうすればたくさんの協力を得られるか、といった)なものではありません。
ローランド・リケッツの想いをどれだけ正直に言葉にできるか、それだけに注力しました。
そして、その手紙に込められた想いに、19都道府県の40名を超える方々が応えてくださいました。
この「始まり」がなければ、阿波藍アートプログラムはあり得ません。

もう1つは屋内展示の終了後、作品で使用した布を全国の染師の方々にお返しすることです。
阿波藍から染め出された藍色が、再び生まれ故郷の徳島に集まり、
阿波藍にゆかりのある土地を移動展開で巡った後、
新町川の流れに沿って屋内展示の会場に現れ、再び全国へと旅立っていく。
ローランド・リケッツは「戻ってきた藍が徳島を巡礼する」と表現しています。
巡礼を終えた藍が染師の元に帰らなければ、阿波藍アートプログラムは終わりません。

作品として現れることのない2つのこと、でした。




連日、染め上げられた布が届いています。
包みを開けるたび、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

2012年7月5日木曜日

阿波藍アートプログラムのこと ①

阿波藍アートプログラムでは「移動展開」と「屋内展示」、それぞれ異なる作品を制作します。
どちらの会場でも、来場者が作品そのものに参加できる仕組みになっています。
作品を構成するのは2m×1.6mの麻布、200枚以上。
すべて徳島のすくも“阿波藍”で染められたものです。
染めに協力してくださるのは、主旨に賛同していただいた全国の染師の方々。
事務局には全国から藍色に染められた布が届き、
スタッフの手によって着々と作品制作が進められています。
制作の段階で発生する藍色の糸くずさえ無駄にするつもりはありません。
大切に保管して、これも作品の一部として利用します。

写真は麻布が染められる様子。空気に触れて色が変わっているところです。
このあと水洗いされた瞬間、鮮やかな藍色が現れます。

2012年7月4日水曜日

サイトオープンのお知らせ


阿波藍アートプログラムのサイトがオープンしています。


「移動展開」「屋内展示」「国際研修会」それぞれの開催情報はもちろん、
作品の制作状況や会場からの現場レポートもお伝えしていきます。

音と声

制作に協力してくださっている工房を訪ねて、
染めている“音”と染める人の“声”を収録しています。
すべて「屋内展示」の会場で流れる「藍の音」に使われるのです。
このほか、徳島県内にある藍畑の風音も重要な音源のひとつ。
藍畑に集音マイクを設置して、24時間ストリーミングさせる計画です。
阿波藍アートプログラムのサイトで聞けるようになる予定です。

2012年7月2日月曜日

このまちの色

作品応募を締め切らせていただいた「このまちの色」展。
全国からたくさんのご応募をいただきました。
現在、選定作業が進められており、来週中には出展作品が決まる予定です。
事務局では並行して展示会場のイメージをかためていきます。
素晴らしい作品にふさわしい会場にしなくては。

2012年6月20日水曜日

藍の音

阿波藍アートプログラムの屋内展示にむけて「藍の音」が制作されてます。
制作はサウンドアーティストのノルベルト・ハーバー氏。
藍色の光の波長、染める音、藍建ての音、藍畑の音、人の声、、、
収録した様々な音源はノルベルト氏のスタジオで生まれ変わります。

布が届き始めました!

全国の染師の方々にご協力いただいている阿波藍アートプログラム。
染めていただいた麻布が事務局に届き始めました!
荷物を開けて藍色が目に飛び込むと、いろいろな思いがこみ上げてきます。
大切に使わせていただきます。
ありがとうございます。


2012年6月7日木曜日

阿波藍アートプログラムが動き始めています。

アートプログラムで制作される作品は、
移動展開と屋内展示の2つ。どちらも大型のインスタレーションです。
夏から始まる移動展開では、来場者が作品とつながり、作品を進化させる仕組みになっています。
どちらも阿波藍を使う全国の染師の手で染められた布200枚以上で構成されます。
1枚がおよそ2m×1.6mのサイズですから、全体の規模は相当なものです。

事務局では全国に布を送る作業を続けていて、
布を受け取った染師の手によって、想いを込めた藍染めの作業が始まっています。
趣旨に賛同してくださった染師の方々から嬉しい言葉をいただくたび、
事務局スタッフはもちろん、昨日まで来日していたローランド氏も感謝するばかりでした。
「このアートプログラムは阿波藍に携わるみんなのものだ」
「僕の作品ではない、そこを間違えないで欲しい」とローランド氏は言います。
阿波藍はたくさんの人とつながっているのですね。

夏から始まる移動展開の作品イメージも見えてきて、
6月5日には徳島県庁でローランド氏自身による記者発表も行われました。
翌日朝刊に掲載された記事でご存じの方も多いのではないでしょうか。
最新情報はこのホームページでも近日中に掲載する予定です。
どうぞ楽しみにお待ちください。

2012年5月15日火曜日

寝床もいよいよ、そしてアートプログラム

インディアナ大学の「寝床」の床が張られています。
籾殻の入手が難しかったとのことですが、順調に作業が進んだ様子。
ここでこの秋からすくもづくりが始まります。

ここからは国民文化祭の話。
この寝床建設プロジェクトを進めている、ローランド・リケッツさんが今日徳島に到着しました。
彼は阿波藍アートプログラム“I am 藍, We are 藍.”のプロデューサーを務めます。
今回の滞在は6月上旬まで。アートプログラムの最終的な企画調整を行うのです。

この阿波藍アートプログラムは、阿波藍にかかわる全国の人々によって作り上げられます。
次回はこの企画の情報をもっと詳しくお伝えします。

2012年4月26日木曜日

インディアナ大学の寝床、完成間近!

阿波藍アートプログラムのローランド・リケッツ氏がインディアナ大学で建設中の“寝床”
建物はすっかり完成して、あとは床を残すのみとなりました。


中に埋め込む籾殻の入手に時間がかかったそうですが、
ちょうど今頃はその籾殻も届き、床面工事の真っ最中ではないでしょうか。
アメリカに“寝床”がつくられている、という事実に今でも驚きを感じます。
完成が楽しみです。

2012年4月16日月曜日

「このまちの色」展の作品募集開始など

ホームページをリニューアルしました。
トップページに第27回国民文化祭・とくしま2012の主要事業を掲載。
「このまちの色」展の藍染作品募集も始まります。
募集についての情報はトップページ下部をご覧ください。
オープニング画像も1枚追加です。寝床の中で発酵を続ける藍葉の写真。
昨年初冬、切り返し作業の終盤に撮影させていただきました。
藁の“布団”がかけられる直前の様子です。

2012年4月14日土曜日

第27回国民文化祭・とくしま2012

この秋徳島で開催される「第27回国民文化祭・とくしま2012」
阿波藍をテーマにした2大企画も着々と準備を進めています。
来週月曜日にはこのホームページも少しだけ模様替え。
2大企画の情報発信も始まります。お楽しみに。